March 6, 2000
ルーカスの暮らし。 |
ユーム: |
みんな(猫も含む)こんにちは!!!久しぶりだね。“忙しくて”(なまけてて)しばらく書いてなかったよ。実際、なんでぼくがこんなにめんどくさがりになるのか、わかんないよ。ごはんをくれくれってぼくのまわりを走り回るアホ猫のせいかもね。 |
ルーカス: |
ぼくはアホじゃないぞ!!! |
ユーム: |
それはおいといて...とにかく、今日はぼくとぼくのア...おりこう猫・ルーカスが一緒にルーカスの暮らしを演じるよ。 |
ルーカス: |
はあ? |
ユーム: |
(ちょっと、協力してよ、とりあえず頭に浮かんだことなんだからさ) |
ルーカス: |
ああ、うん、そう、ぼくの暮らし。すっごいものになるぞ。で、誰が監督するの? |
ユーム: |
もちろんぼくだよ。 |
ルーカス: |
なんできみなのさ? |
ユーム: |
そりゃ、きみはタイプが打てないだろ? |
ルーカス: |
... |
ユーム: |
とにかく行ってみよう。ルーカスの暮らし・テイク1。 |
シーン:2階、ルーカスはダイニング・テーブルの下。僕はサッカーに出かけるところで、ドアをあける
犬: |
ワンワン |
ルーカス: |
おやまあ、一体全体何ごとだい? |
犬: |
僕は犬だよ。 |
ルーカス: |
きみきみ、僕のテリトリーに入っちまってるよ、出てってくれよ!! |
犬: |
ワン |
(ルーカス、走り去る) |
犬: |
ワン |
犬の飼い主: |
ココ、出てらっしゃい。 |
(犬、退場)
(ルーカス、1階)
(ユームがドアをしめる) |
終わり。
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ルーカス: |
おいおいおいおい、まってくれよ!!!! |
ユーム: |
なに? |
ルーカス: |
事実とぜんっぜん違う!全くのでっち上げだね。あってるのは犬と僕の名前だけじゃないか。 |
ユーム: |
えー、そう?じゃ、ほんとはどうだったのさ。 |
ルーカス: |
これこそが事実さ...ルーカスの暮らし・テイク2だ。 |
シーン:ルーカスはその玉座に(ユーム:椅子じゃないか!)(ルーカス:おい、誰が書いてると思ってるんだい?)座している。彼は絹のような毛皮、堂々たる長いしっぽ、長いボディ、鋭い目つき、剃刀のように鋭い爪、紅の瞳で、その毛皮の純白と漆黒が見事である。(ユーム:物語が始まったらおこしてくれ)彼は、その「飼い主」(ユーム:なんでかぎかっこでくくってあるわけ?)(だまれ!)ユームがサッカーに出かけようとしているのを目にする。
ルーカス: |
出かけるのか? |
ユーム: |
はい、申し訳ございません、ルーカスさま、行かなければならないのです。一日中殿にブラシをかけて差し上げたいのですが、野暮用がございまして。 |
ルーカス: |
よい、下がってかまわぬ。 |
ユーム: |
ありがとうございます、ルーカスさま。 |
(ユームがドアを開けたとき、ジャーマン・シェパードが部屋に乱入し、ユームに飛びつき押し倒す) |
ユーム: |
ああああああ〜、助けて!!!! |
ルーカス: |
哀れな人間よ。 |
(ルーカス、走りより、ジャーマン・シェパードをひっかき、おびただしい数の場所に噛みつく。ジャーマン・シェパード、ドアから走り去る) |
ユーム: |
ありがとうございます、ルーカスさま。 |
ルーカス: |
いやいや雑作もないことだ、今宵の夕食を増やしてくれさえすればよいぞ。 |
ユーム: |
何なりと、ルーカスさま。 |
終わり。
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ルーカス: |
ほら、この方がよっぽど真実に近いよ。 |
ユーム: |
ああ、ちっとも。まず第一に、「ジャーマン・シェパード」っていうのは、だたのちっちゃな可愛い犬だったよ、君よりも小さかった。次に、犬はぼくには飛びついたりしなくて、ただ入ってきて君を見ただけじゃないか。第三に、玉座って何さ?第四、何の爪だって?第五、そりゃひっかいたけどさ、その後君はまるで世界の終わりが来るみたいに逃げちゃったじゃないか。 |
ルーカス: |
誰も君になんて聞いてないね。 |
ユーム: |
まあね、でも関係ないよ、だって僕がキーボードを持ってるんだもんね。 |
(ルーカス、ユームに噛み付く) |
ユーム: |
いてっ! |
ルーカス: |
なんか他のことするっていうのはどうだい? |
ユーム: |
うん、いい考えだね。 |
ルーカス: |
次はどうする? |
ユーム: |
お互いにそれぞれのいいとこ/わるいとこを書き出すことにしようよ。 |
ルーカス: |
OK。(ニヤリとする) |
ユーム: |
それぞれきっちり10こずつね。 |
ルーカス: |
了解。 |
30分後...
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ユーム: |
できた。 |
ルーカス: |
僕も。 |
ユーム: |
じゃ、見せっこしよう。 |
ルーカス: |
いいよ、僕のからね。 |
%*$*, "( #*+@& =@>@~@
%*$* ;& %<*_ =%];#@"
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ユーム: |
待てよ!!!一体全体これは何? |
ルーカス: |
僕がどう書けるって思ってるわけ? |
ユーム: |
(ため息)僕はわかるかもしんないけどさ、読者のみんなはわかんないだろうよ。 |
ルーカス: |
あ、そうか。 |
ユーム: |
僕が訳すよ。 |
ユーム 田中ルーカス著
ユームは典型的な人間です。濃い濃い濃い濃い濃い濃い濃い濃い茶色の髪の毛と、濃い濃い濃い濃い濃い濃い濃い濃い茶色の目をしてる日本人です彼は今13歳で(2月11日が誕生日でした)僕はたぶん3歳です...彼はとてもいいやつです。僕を可愛がってくれて、ブラシをかけてくれるし、ごはんもくれる、トイレもかたづけてくれます(いつも“忘れる”わけじゃありません)僕をシェルターから連れ出してくれたのも彼です。前に段ボールでお家を作ってくれましたが、遊ぶとき以外は全然使いませんでした。僕の寝場所は他にたくさんあります。彼は僕がひどく噛みついちゃったときにも、そんなにはカッカしません。僕は別に、う〜ん、つまり、君たち人間には絶対わかんないね。僕があんまり悲しそうになくもんで、爪を切ることはできません...ちょっとばかりうっかり屋さんだけど、でも僕のただ一人の飼い主です。
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ユーム: |
わあ、全然悪いこと書いてないじゃん。 |
ルーカス: |
「いいやつ」って気分でさ。 |
ユーム: |
なんでもいいよ、僕のばんだ。 |
ルーカス 田中ユーム著
ルーカスはよい猫だ。彼は愛すべきやつで、可愛くも獰猛にも見える。
僕の友だちは、ルーカスはハンター猫で、だから速く走れるようにバランスを取れる長いしっぽをしてるんだって言ってた。それってすごくイカシてると思うし、実際ルーカスは生まれついてのハンターだって言える。欲しいものはなんでも捕まえられるんだ。
ルーカスはイカシた猫で、後ろ足で立てるし、8万5千フィートも(そりゃほんとにじゃないけど、それくらいすごいってこと)ジャンプできる。その上とてもとても早く走る。
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ルーカス: |
こっちにも全然悪いこと書いてないね。 |
ユーム: |
うん、まあね... |
(ルーカス、微笑む) |
ユーム: |
よし、じゃ次はどうする? |
ルーカス: |
もうおしまい。じゃね、みんな!! |
ユーム: |
バイバイ、また今度会おうね!!!!! |
終わり。
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