�	402号室
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February 28, 1999

ぼくがルーカスさ！

やあ、これを読んでくれてるねこと人間のみんな、こんにちは！ 前に、ぼくの飼い主のユームがぼくのことを書いたよね。まあ、たぶん彼がなんか話したと思うけどさ、でもぼくがルーカスなんだよ。 どうもぼくのことを悪い子だって言ってたみたいだけどさ、あんなこと、信じちゃだめだよ！ そりゃ、時々はみんなをうるさがらせるけどさ、悪い子なんかじゃぜーんぜんないよ。 ただ遊ぶのが大好きなだけさ。（ま、家族の中でそう思ってるのがぼくだけだっていうのが問題なんだけどね。） ま、そのことについてはもういいや。 ぼくの生い立ち ぼくの名前はユームがつけたんだ。ユームはこの名前をつけるのにたっぷり時間をかけたよ。何しろ、病院へ行くまでぼくは名無しだったんだから。 ぼくが階段の上からつるされてる紐を見たのはユームんちでだった。 紐を見つけたからさ、ぼくはねこなら誰でもやることをやった。跳んだんだよ。そこが１２フィートの高さもあるとこなんて知らずにさ。（おい、だってぼくはそのとき、たったの２ヶ月の子ねこだったんだぜ。） んでもって、ぼくは落っこっちゃって、鼻面をしたたか打ちつけちゃったってわけさ。まいったよ。 それで病院へ連れてかれたんだけどさ、その時ようやく名前をもらったんだ。病院でだよ？ あの時の大ジャンプが、ぼくの１階への最初の旅だったなあ。 やっぱ、１ヶ月かそこら過ぎるまでは、１階へは降りられたくなかったよ。 いや、別に恐かったわけじゃなくてさ、ちょっとばかし神経質になってただけさ。そう、神経質。断じてそれだけだ。 まあ、どっちにしても、みんなは１階に寝てて、ぼくだけ２階だったから、堪えたな。 ぼくが一人ぽっちが大嫌いだってわかるだろ？　でも、ぼくは大ジャンプのトラウマを乗り越えて、ちゃんと１階に降りるようになったってことさ。 ぼくの大嫌いなものベスト５ 1. 爪を切られること。どうせまた伸びるのに、ムカつくよ！ だから、誰かを殺したくなっちゃわないように、なにかを引っ掻いちゃうのさ。あ、あと、自己防衛のためにね。 2. 一人ぽっちになること。置いてきぼりを食らうことだな。 こんなに可愛いんだからさ、ちゃんと連れていってよね。（もちろん、誰も聞いちゃくれない。はあ） 3. ごはんがたんないこと。ちょびっと太ってるからって、ぼくを飢えさせたいのかね？ ぼくは育ち盛りなんだぞ。（今、１歳４ヶ月） 4. 痛い櫛でとかれること。イーッ、痛いんだよ！ 前の櫛は好きだったんだけど、新しいのはまるでピンみたいなんだ。 5. 団扇。ぼくは団扇がだーいっきらいだ。あれはねこを拷問にかけるいい方法だね。 誰があんな馬鹿げたものを発明したんだろう？ ぼくの好きなものベスト５ 1. ユーム　ウーン、ぼくの爪だな。獰猛なひっかく武器。大好きだ。 2. 食べ物　ユーム。なんたってぼくの飼い主だ。 3. 食べ物。カリカリじゃなくて、ねこ缶のこと。ビーフ味のが一番いいな。 4. 窓辺。ぼくは外を見るのが大好きだ。あったかいお日さま、人間たち、それに、もちろん車も。ついてるときには、いろんなものが行き過ぎるのを見ることができるからね。 5. 紙をびりびりにしちゃうこと。これはすっげー楽しい。これを読んでるねこ諸君、やったことがなかったら、是非やってごらん。ほんと、すっげーから！ ぼくの欲しいものベスト５　１０　１５ 1. 新しい、自動片付け装置付きのトイレ。ぼくがトイレから出たらすぐに綺麗にしてくれるやつ。 2. やらかい櫛 3. リード。ぼくも外出したいよ。 4. ねこをもう１匹。だって、一人ぽっちになりたくないもん。 5. いっつも一杯にごはんが入ってるお皿。 6. お水もたくさん。 7. ガンガン引っ掻ける紙をどーっさり。 8. 自動爪切り防御ロボット。誰かがぼくの爪を切ろうとしたら、止めてくれるやつ。 9. おもちゃを１億こ。 10. 窓をいっぱい。 11/12. 自動ごはん供給機。一人でお留守番してるときにも、お皿はごはんで一杯だ！ （２回もリストに載せちゃったよ。） 13. ぼくがかったるい時に、ごはんを運んでくれるメイドを２〜３人。 14. ぼくの部屋！ 15. テレビにビデオカメラにケイタイに、あと電話でしょう、それにコンピュータ、それから ... うーん、いろいろ！