ねこのあな


― 森のねこのたわごと ―


1998年6月10日

ねこ三昧になった理由 (北欧ねこ三昧珍道中記 2)

そもそも、「とにかく本場もんのノルウェージャン・フォレスト・キャットを見たい、ついでに北欧のリッチですてきな朝ごはんをたべたい」というのが私の素朴な旅の動機でした。ブリーダーである今泉さんは「ノルウェージャンはやはりノルウェイだ!」と固い信念を持っているので、勉強もかねてたくさんねこを見たいと思っていましたが、くっついてくる形で一緒に行ったなおみちゃんにいたっては、「こんなときでもなきゃ北欧なんて行けないと思うから」という、まあ薄弱な理由からでした。(彼女は豪華ホテルに泊まるツアーの常連なんです。)

それが、なぜ、あれほどの強行軍で、まるで親の敵のようにねこを見まくったか?
私がいけないんです。

マガンさんとのメールのやり取りの中で、彼女はとても親切に、「どこか見たいところはないか?こんな名所もあるけど観光するでしょ?」と言ってくれました。で、今泉さんに「と、言うことなんだけど、どうする?」と相談したんだけど、2人してせっせと北欧ガイドを漁っても、なんかどこがいいかわかんないし、彼女は「ねこが見られればいいよ」と投げやりになるし。(なにせほら、あまりにも突然の旅行だったので出発前はそれはもう忙しかったのです。)

それで、「私たちはそもそもねこを見るためにノルウェイ行きを決めたのだが、ヒサコがネットでおたくに可愛い子たちをたくさん見つけて、急にスウェーデンにも行くことにしたのである。(恐ろしいことにこれが真実)だからそんなに観光のことは気にしないでいいよ。(ねこは何匹位見たいか、という問いに対して)とにかくたくさん。(それでも、おもてなししてくれる、その気遣いに感激した私個人のキモチとして付け足しみたいに)でも、カール・ラーション(画家)の家には行ってみたいな。」てなメールを出したのです。

律儀なマガンは、よーし100匹近く見せちゃる!と張りきり、実際見せてくれたのでした。

今日はようやくビデオから画像を取り込んだのですが、人間はほとんど写ってませんでした。ちょっと悲しい。

マガンさん、イリディアナ、わたくしめ。

  

ノルウェイでも有名だったイーメルと今泉さん。

帰途で、疲れてても可愛いなおみちゃん。

プリクラ風に作ってみました。(ひゃーっ、改めて見るとケイハクー!)



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