ねこのあな



― 森のねこのたわごと ―


またまたねこ三昧旅行へ (Sweden ねこ三昧珍道中記 1)

7月の始めに、10日ほどスウェーデンに行ってきました。またねこ三昧旅行です。
前の旅行からすでに2年、今回はちょっと違ったものになりましたから、また旅行記を書いてみることにしました。このコーナー、いろんなことをつれづれなるままに書こうと思ってたのに...。旅行記、それもねこ三昧旅行記ばかりになってしまうー。まあ、それも一興でしょうか。(安易だあ)

今回の旅行は、姉妹サイト・"cattery AZURE BLUE" のブリーダー、今泉さんとの二人旅でした。前回の珍道中記の最後にも書きましたが、実は、昨年も行くはずだったんです、北欧に。ところが、スケジュールもなんとか決まり、あと数日で出発!というところになって、私のパスポートの有効期限がほんの少し足りないことが判明。あれこれ手を打ってみたもののやはりだめで、急遽かわりの人を探して行ってもらったという間抜けな顛末となりました。新しいパスポートの図。

あの後、今度は10年有効なパスポートを取ったから、もういつでもいけるよ〜んと、いつもながらの気楽さで言っていた私に、またぞろ猫を見に行きたくなった今泉さんからお誘いがかかったのはかなり前のこと。
ところが、なかなか本決まりにならず、グズグズ・ダラダラしていて、格安航空券が見つかったから行こう!という話になったのは結局出発のちょびっと前。ホテルのブッキングに至ってはほんの数日前だったというお粗末さでした。この辺、毎度ながら自分たちのいい加減さにはあきれます。(これを書く前に最初の北欧ねこ三昧珍道中記を再読して、ああああ、進歩がない、やっぱり同じような状況だったんだあああ、と脱力した私です。とほほ。)
その上、今回は電車でのスウェーデン国内移動が多く、「あとはわかんないから向こうについてから」と空白だらけのスケジュールになりました。

それにしても、インターネットって便利だなあ、と改めて感心しました。ホテルも、電車のスケジュールもネットで探しましたし、向こうで会う予定になっている人たちとも全部メールでのやりとりしかしていません。キャットショーも見に行く予定を立てましたが、これもメールでいろいろ聞けました。こういう下調べは今泉さんががんばってやってくれました。感謝。

と言うわけで、スケジュールやらホテルからの確認メールやら電車の時刻表やら、どっさりプリントアウトしたものをまとめ、パッキングが済んだのは出発前夜でした。「ほんとに行くのかいな?」と人ごとのように思いつつ眠り、翌朝は5時起きで成田に向かいました。朝から暑い日でした。

2000年7月26日

なんとか日本出国。 (Sweden ねこ三昧珍道中記 2)

上野駅で今泉さんと落ち合い、スカイライナーで成田まで行きました。今回は移動が多いので、スーツケースはやめて、二人ともバックパッカーです。ペアルックかい?とつっこみを入れたくなるくらい同じようなビンボールックの二人組です。
航空券は成田のカウンターで貰うことになっていて、出発の2時間前には取りに来いと言われていましたから、めんどくさいねえ、と文句をいいつつも普段よりずっと早い時間に空港入りしました。
これなら誰も狙わないね。
これが裏目に出ちゃった。
ボーディング・パスも貰ったんだし、そのまんま出国ロビーに入っちゃえばよかったんですけどねえ、ほんと。

なまじ時間があったので、二人で荷物をかかえたままフラフラ遊んでいました。
コーヒーを飲んで軽くマフィンなど食べるところから始まって、お土産の売店巡り。耳抜きがうまくできない今泉さんは、『これを耳に装着するだけで、気圧の差からあなたの耳を守る!』という画期的な耳栓を発見、2組購入しました。余談ですけど、この耳栓はとても役に立ったそうですから、同じような悩みをお持ちの方は、是非一度お試しくださいな。
日本土産として売られている招き猫や和風小物を、高い!とけちをつけながらたっぷり見てまわった後、つれあいに「これから出発だよーん」と電話しました。

気がつけば出発時間まで、ガーン、あとわずか!出国手続きのおねえさんに「時間がございません、お急ぎください!!!」と促され(というより半ば怒られ)私たちは走りに走ってギリギリ・セーフで飛行機に乗りました。これって、待ち合わせすると家が近い人ほど遅刻するっていう、あの法則だよねえ、とばかな感心をしつつ、ウェルカム・ドリンクの冷たさを誰よりも喜んだ私たちなのでした。
その後の旅行中は、これに懲りて、いつでもとてーも早めの時間に出国ロビーに入っておとなしく出発を待ったのは言うまでもありません。

2000年8月10日

ちょっと寄り道。 (Sweden ねこ三昧珍道中記 3)

今回のルートは「成田→バンコック→ストックホルム」というものでしたから、飛行機に乗っている人たちのほとんどはタイにリゾートで行く雰囲気でした。
「私たちは涼しいとこに行んだもんねー」と、わけのわからない優越感に浸りつつ、眠ったりごはんを食べたり映画を観たりして過ごし、バンコックに着きました。

着いたのは現地時間午後3時半。なにせギリギリに安いチケットを買ったため、ここでのトランジットは何と8時間20分! まあ、行きで体力もあることだし、タイに行くのは2人とも初めてだから、空港の外に出て(出られるんですね)遊ぼうね、ということになっていました。

午後のバンコック空港は閑散としており、ひじょーにうら寂しいムードです。
バンコックについての下調べは全くしておらず、成田空港の本屋さんでガイドブックをチラッと立ち読みしただけだったので、恥ずかしながらお金の換算レートすら知らなかった私たち...。
空港内で少しばかりバーツに換金しましたけど、これがどのくらいの価値になるのか今イチピンときません。しかも、円からではなく、何故か家にあった韓国ウォンからの換金だったので、「????」状態でしたけど、まあ、いいや、といつもの調子でお財布にしまいました。

成田でのヤバイ経験から慎重になっていた私たちは、空港の職員の人たちをつかまえて「ほんっとに外に出てもいい?いい?戻ってこられる?ほんと?ほんと?」と確認責めを、しかも場所を変えて2回もしてから外に出ました。

ところで、私たちの乗った飛行機は完全禁煙フライトでした。空港内も当然禁煙。「禁煙」の文字が頭のすみにあるのにできない意志の弱い愛煙家である私にはそろそろ限界で、(煙草が吸いたい〜)状態でした。これでも吸うか?

喫煙エリアはないのかな、外に出ないとだめかな、と思っていると、閑散としたロビーの通路の一角に、何故かそこだけ人がぎっしり詰まった、曇ったガラス張りの箱のようなものがあるのに気づきました。よく見ると、長い廊下にこれが点在しています。
(ははーん)と思って近づくと、案の定そこが喫煙エリアでした。
中は煙りでモウモウ。曇りガラスのように見えたのはこの煙りのせいでした。
なぜそこまでして煙草を吸う?と思いつつ、ちょっと後ろめたい気分で、でもきっちり閉められたドアを開け、一様に黙って煙草をふかす人々の中に入った私なのでした。なさけな〜。

2000年8月25日


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