ねこアパート

503号室

中村 めると

おすましめると

中村 めると ぽすと

めるとです。
1999年の4月に生まれました。
わからないことだらけの赤ちゃんだった私も、もうすっかり大人です。
中村家では、もっとも「わきまえたねこ」と言われていますが、実はこっそりかあたんに甘えるのが大好きな「隠れ甘えん坊」なんです。

November 5th, 2001

めると日記 7 (子育てめると)
みなさん、こんにちは。
ほんとにお久しぶりです。
ご無沙汰していた間、私にはいろんなことがありました。
マティスくんという、たびちゃんお姉ちゃんによく似た感じの男の子のお嫁さんになったんです。マティスくんは優しくて大きくてりっぱな男の子で、それにすごく大人で、未熟でやんちゃな子娘だった私をレディー扱いしてくれました。
そして、私はマティスくんの赤ちゃんたちのお母さんになるはずでした。
でも、残念ながら赤ちゃんはできなくて。このへんのことは、たびちゃんお姉ちゃんの履歴書に詳しく書いてありますから、もうみなさんもご存知かな?
それでも、なんだかお母さんになるような気持ちがずーっと続いていたのですが、病院で「手術」を受けたらすっかり身軽な子供気分に戻ってしまいました。お姉ちゃんやノンちゃんお兄ちゃんと、前と同じように走って遊ぶのが一番楽しいって感じで、ノンちゃんお兄ちゃんが喜んでくれたので、それでよかったかなって思ってたんです。

そんなふうにいつもどおりに戻った私たちのところに、赤ちゃんねこがやってきました。くるちゃん、くるるです。
すっかり子供に戻って末っ子気分を満喫していた私には、じゃまっけでたまらない、嫌な子でした。だって、くるちゃんったらびっくりするほどの甘えん坊で、遠慮ってものを知らないんですもの。私のおもちゃもみんな取っちゃうし。
ところが、私がどんなに邪険にしても甘えてくるこの子を見ているうちに、なんだかわからないけど、可愛くてたまらなくなって「絶対この子を守らなくちゃ」って気持ちになってしまったんです。そう、まるでお母さんみたいな気持ち。私、ほんとのお母さんにはなれなかったけど、お母さんってそんな気持ちになるんでしょう?
そして、今ではくるちゃん育てに励む毎日です。

この子ったら、とってもやんちゃで暴れん坊で、一時たりとも目が離せません。たびちゃんお姉ちゃんにまでいたずらしようとするんですもの、私、心配で。お姉ちゃんが「くるちゃんってば、しつこい! もうやめてったら!」って怒ったら、私がとめに入って「お姉ちゃん、ごめんね、よく言っとくから」って謝るの。お姉ちゃんも「めるちゃんが謝ることないわ。私も大人気なかったわね」って言ってくれる。
お兄ちゃんとくるちゃんは性格がよく似てるみたいで、しょっちゅう遊んだり喧嘩したりしてておかしいの。二人でおもちゃの取り合いしたりね。そんな様子を見るのも楽しいものです。
私、お母さんになれて、すごくすごく幸せです。



長いこと一人っ子だったため、いまだに気分は一人っ子のたびや、永遠の赤ん坊・ノンタとくらべて、賢く控え目なめるとは、ねこには珍しく他人の都合を考えて行動する子です。かあたん今忙しいんだね、じゃ、後で遊んでね、というめるとの様子はいじらしく愛おしく、他の子たちよりもよけいに手をかけてしまいたくなります。(そのくらいで釣り合いがとれるわけでもありますが)
そんなめるとの赤ちゃんを、私とつれあいはとても楽しみにしていたのですが、残念ながら見ることはできませんでした。
ところが、うれしいことに、お母さんになっためるとを見ることができたのです。
いつもくるるの様子に気を配り、甘えさせ、いたずらも含めて(笑)いろんなことを教え育てているめるとの姿は、本当のお母さんよりお母さんらしく見えます。
そんなめるとがもっともっと愛おしいと思うハハなのでした。


子育て中のめると

デュワリン母さんそっくり!

大人になっためるとです。

「お姉ちゃーん」

今日も一緒。

甘えるくるるをあやすめると。(奥はたびです)

こんな写真がどっさり。(苦笑)

一緒にすやすや。

せまいねこベッドでも一緒。

「くるちゃん、おきたの?」

くるるが目をさませば、自分も起きます。

「えっへっへ!」

2階の窓から偉そうにのぞくチビくるる。

ハラハラ...。

それが心配でたまらないめるとです。

 まえのめるとのこと。
1 めるとがやって来た! (1999.6.24)
2 めるとのなまえ (1999.7.30)
3 お散歩めると (1999.10.17)
4 雪の中のめると (2000.2.14)
5 まねっこめると (2000.4.13)
6 お花の中のめると (2000.12.27)

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