ねこアパート

503号室

中村 めると

February 14th, 2000

めると日記 4 (雪の中のめると)

こんにちは、めるとです。
今日は「ばれんたいんでい」っていう日なんでしょ? おんなのこがおとこのこに「あいのこくはく」をする日なんだって。
わたし、もうおとなになったんだよ。「あいのこくはく」だってできるねって思うんだけど、でもそういうきもちのときってみじかいの。
やっぱり遊んでるときがいちばん楽しいかなあ。
こないだ、「ゆき」っていうのを見たんだよ、はじめて。まっしろできらきらしててすてきだった!
さわると、ふわふわしてて、からだがしずんじゃうんだよ。それとつめたいの。
おうちのまわりみーんな白くなってるから、もっとむこうも白いのか見にいこうと思ったんだけど、だめだって。
わたし、もうおとななんだってばって言ってあばれたけど、だめだったよ。
こどもって、いつもおとなの「むりかい」にしいたげられてるんだよね。(あっ、わたし、おっとなー!)


山の家の方は今年雪が少なくて、積もってもすぐに暖かい晴天が続くため溶けてしまいます。雪掻きしなくてすむので助かりますが、溶けかけの雪ってあまりきれいじゃないので、いい写真も撮れません。
でも、めるとにとっては雪は初めての経験なので、なんとか記録に残したい!と親ばかモード全開でビデオを回しました。
めるとはほんとに楽しそうで、改めて雪が似合う猫種だなあと感心しました。

ガシガシ雪の中を歩くめると

幼いながらも野性的な風貌ではありませんか?!
(親ばか〜)

そりゃ冷たいよ。

「うっ、ちょっとつめたいや」
片手をあげてみる。

ちょっとは暖まった?

冷たくなったおててをなめて...

でも、この辺でおしまいね。

更に奥地へと探検は続く...はずはナイ。


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