ねこアパート

1303号室

齋藤 ハルキ・プリン

May 16th, 2001

まずは僕とお母さんのこと。

僕の住んでいるところは、群馬県の前橋と言うところで、とても風が強い事と、女の人が強い事で有名らしいです。
でも、僕のお母さんは「私は出身は東京だ」といつも言い訳がましく言っています。
でも、僕にはとっても馴染んでるように思えるんですけどね。
今日は僕が前橋に来たきっかけを話します。

こんにちは。

こんにちは、僕がハルキです。

お母さんに聞いたんですけど、よかったら聞いてください。
お母さんはずーっと前から猫が飼いたくてしょうがなかったみたいです。
でも今まで猫は飼ったことがなかったので、どの猫がいいか猫図鑑で一生懸命研究したそうです。
太目の猫が好きだったみたいで、(自分も太ってるから?ねぇ、お母さん)図鑑に載っている僕と同じ種類の猫に一目ぼれしちゃったそうです。
前はブリティッシュショートヘアーって言う、毛の短い丸っこい猫が欲しかったらしいんだけど、図鑑を見ているうちに、僕達ノルウェージャンに「心を奪われた」んだって。

ねこツリーの上です。

僕の大好きな遊び場です。

それから、お母さんはインターネットで僕達のお母さんやお父さんがいるお家を見つけて、ブルーの子が欲しいって頼んだそうです。
しばらくして連絡があったときは、実はお母さんはお仕事で、京都に研修とか言うやつに行ってる最中で、写真も見れないし、僕をもらおうかどうしようか悩んだらしい。
でも、悩んだのはたったの一日で、実際には写真も見てないうちに僕をもらおうって決めたんだってさ。
「だって、きっとそういう運命だったのよ。縁があるってそういう事よ」って母さんは言ってるけどね。

気持ちいいなあ。

眠くなっちゃった…。

そんなわけで、前橋にくることになったんだけど、その前にもう一回僕はお家を変わったんです。
そこは今までいた所と同じく、とても素敵なところでした。
ちょっと眠くなってしまったので、そのお話はまたこの次にしますね。
おやすみなさい。

ぐうぐう。

おやすみなさい。


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