ねこアパート

1203号室

佐藤 スオミ・アイノ・こゆめ

仲良くねんねの図
みんなで写ってる写真って、こんなのしか
ないんですって。なんだかなさけないわね。

URL

佐藤
スオミ・アイノ・こゆめ

ぽすと

わたしたちみんな、「ノルウェージャン」っていうでっかいねこなの。よろしくね。
スオミ:98年12月生まれの女の子。控えめな性格が災いし、いつも貧乏くじ。イカす三毛柄。
アイノ:2000年1月生まれの男の子。「ねこだいすき」な子。こぶたちゃんみたいな色。
こゆめ:2000年6月生まれの女の子。ものすごく元気でものすごくよく食べる。アメショ模様。

February 20th, 2001

 こゆたん、おおいに語る


こんにちは、こゆめです。

このあいだはまだあたしもコドモだったけど、もうすっかりオトナのオンナよ。ふふふ。ニンゲンのオスの人もあたしの色っぽさにはメロメロなんだから。きょうはうちを代表してあたしがおはなしするわね。
(ニンゲン注:オトナのオンナは寝起きにぴゃーぴゃー泣いたりしないと思うけど・・・)

あたしのおうちには、すてきなお姉さまとヘンなおにいちゃんがいるの。
スオミお姉さまは、とってもやさしいし頭もいいし、あたし大好きなのよ。さいしょはちょっとクールだったんだけど、このごろはけっこう甘えさせてくれるようになったんだ。

あたしって「てんけいてき末っ子」だから、ちょっとあまえんぼうみたいなのよね。もちろんふだんは「じりつ」したつよいオンナなんだけど、ふっと目がさめたときにだれもいなかったりするともうさびしくてさびしくて、ついみんなを呼んじゃったりするんだ。
そんなときに、まっさきにさがすのはいつもスオミお姉さまなの。どうしてだとおもう?

うふふ。あのね、ないしょでおしえてあげる。
ひとりでねむっているとき、夢の中にとってもきれいでいいにおいがする女の人がでてくることがあるの。その人はすごくやさしい目をしていて、いつもぐるぐるのどをならしながらあたしをなめてくれるのよ。そのひとになめてもらうと、あたしはものすごくしあわせで、「もうなんにもしんぱいない!」って気持ちになるの。

あれはきっと、おかあさんだとおもうんだ。
そういう夢からさめたとき、さびしくなっちゃってもしょうがないと思うでしょ?

そんなときにスオミお姉さまをみると、すごくほっとするの。
だって、ねぼけながらうす目をあけてあたしを見るスオミお姉さまの目は、なんだかとってもおかあさんに似ているんだもの。

スオミお姉さま、すきすきー♪
おねえさまにあまえまくるあたし。


そうねぇ、あんまり気がすすまないけど、アイノにいちゃんのことも話さなくっちゃね。

スオミお姉さまは「お姉さま」だけど、アイノにいちゃんは「にいちゃん」よ。これでだいたいわかるでしょ!
(ニンゲン注:もうちょっとわかるようにお話しいただけませんか・・)

そーお?うーん。アイノにいちゃんって、ほんとうに「でりかしー」がなくってこまっちゃうの。
あたしたちのことが大好きなのはわかるし、いつもあそんでくれるから、いい人なのはわかってるんだけど、とにかくしつこいのよね。
あたしがいい気分でうとうとしてると、きゅうに「ぎゅーっ」とよりそってきて、あたまとか顔とか耳とか、めちゃくちゃになめまくるのよ。てきとうなところでやめてくれれば別にかまわないんだけど、ほんとにきりがないんだもん。いつもとちゅうでうっとおしくなって、にげだしちゃうの。
これ、スオミお姉さまもいつもやられてるのよ。すごくめいわくそうにしてるのに、アイノにいちゃんってぜんぜんそれに気づかないのよねぇ。
こっそりふたりで「あの子、うるさいわよね」「ほんと、うるさくってこまるわよね」ってグチをこぼしあってるんだ。

でもアイノにいちゃんって、とっても気のいいやつなのよ。うるさくされてもなんだかにくめないの。
あしたもまたあそんでもらおうっと。

ん?よんだ?
よくアイノにいちゃんと窓の外をかんさつするのよ。


 前のもみてね。

みんなでごあいさつ (2000.11.9)



*