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ノルタの毎日 12 (衝撃の過去編―3) | |
電車の中でもノンタはとてもいい子でした。ずっとねんねしていて、目を覚ましてないても、撫でてあげるとゴロゴロ言ってまた眠ってしまいます。 家に着いたら、すぐにうちの子になって、元気に遊びました。 たびとの御対面も、彼は全然平気でした。 というより、最初からたびが大好きで、くっついて歩きたがりました。 たびはすっごく怒りましたけど。 なぜノンタは最初からたびが好きだったんだろうって不思議には思ってました。だって、たびは毛も短いし、しっぽもそうだし、なにより真っ黒で、彼のお母さんや親戚筋とは全然ちがう子でしたから。 今にして思うと、たびを、今泉家の保育ねこ・まおちゃんだと思ったんでしょうね。 ノンタは、後半まおちゃんに育てられていましたから。 優しいまおおばちゃんならぬ、わがままお嬢様たびにつれなくされても、マイペースな彼は気にせずがんばりました。 恐い顔も、成長するにしたがってカッコよくなり(「スパイシーな顔」と私は呼んでます)、短かった毛も伸びて、ほんとうにすてきなノルウェージャンになりました。 おおらかで優しく可愛い彼の性格に惚れ込んでしまった私は、そのままノルウェージャンというねこ種自体にのめり込み、サイトはオープンするわ、3匹めの子もノルウェージャンにするわで、今ではほとんどノルウェージャン一色の生活になってしまいました。 ノンタは売れ残っていたのではなく、私が来るのを待っていたんだ、と確信しています。 ノンちゃん、かあたんを待っててくれて、ほんとにありがとうね。 |
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ノンタ幼少の砌の写真。 |
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いやあ、ほんとに小さかったんだなあって改めて感動しました。 |
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