森のねこ屋のねこある暮し／201号　美夕の部屋

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201号室

石川美夕

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		石川　美夕
	色白のお嬢様、美夕です。血統書付きのねこになんて負けないわ。あんなもの、ただの紙切れよ。私、ハウスホールドの TICA QGM なんだから。つまり、美ねこのお墨付きってこと。あら、ハウスホールドって知らない？血統書なんてものに縛られない自由のねこのことよ。ハウスホールドのコンテストのことは、いずれちゃんと載せてもらうつもり。（はい、載せました。by 森のねこ）みんな、誇り高く生きましょうね！

August 27th, 2001
美夕です。
こんにちわ♪　すっかり残暑になりました。　皆さんはお元気ですか？さて、今回のお題は「芽依姉さまとママのオカバ加減」です。この夏、すっごく暑い日が続いたある日、夏のお出かけが大嫌いなママが妙にルンルン気分でお出かけしたの。帰って来た早々、芽依姉さまのところに来て「可愛いもの見せてあげるからおいで♪」なんて言いながら、これまたルンルンとした様子。私も気になるじゃない？　こんなこと言われてるのを聞いてしまっては…。　でも、それは悪魔の囁きだったことに気づいたのは、すぐに分かった。ママと芽依姉さまが、はしゃいでいた中心には・・・・・・・。せっかくチッコイ猫たちが居なくなって芽依姉さまも落ち着いてたって言うのに！！！　ようやく芽依姉さまが私のもとに戻ったと思ってたのに！！！また、チッコイものが居たのだ。しかも、芽依姉さまに似た容姿の小生意気そうなチッコイのが！！「可愛いでしょ？　あら、美夕も見に来たの？こっちにいらっしゃい♪」ママに無理やり抱きかかえられ、そのコのとこに連れて行かれた私。イヤイヤの態度から悲鳴をあげたのは言うまでも無いこと。「ぎゃ～！　イヤヨ、そのコどっかにやって！！」そう言ってる私をよそに、芽依姉さまの目が光輝いているのを見逃さなかったわ、私は！その日から、ママと芽依姉さまの話題はその子のこと。一日の始まりから終わりまでずっとよ、ずっと！芽依姉さま、寒いのは苦手なくせに、ママたちの寒いお部屋に入り浸ってばっかりで、ちっとも遊んでくれなくなったわ…。まったく、信じられないったらないでしょ？　それどころか、あろうことか私まで道連れにして…（本当は芽依姉さまと離れたくなかっただけなんだけど）。そして、そんな日々を過ごしていたら、とうとう私たち、風邪をひいてしまった…。ママは、「チビちゃんにうつったら大変だから、当分の間は別居ね。」だって！！！まったく、ママったらヒドイ！って思ってたら、芽依姉さままでが「うん、チビちゃんに風邪をうつしたら困るものね。」だって。この二人は絶対に親ばかを通り越したツワモノよね。そんな訳で、私の家にはまた、新しい子が入った。ママと芽依姉さまのオカバぶりは、一生治らないでしょうね。絶対に！！でも、それはそれでいい事でもあるんだ。だって、ママと芽依姉さまは、なんだかんだ言っても私たちのことを大切にしてくれてるもの。早く風邪を治したら、ママと芽依姉さまはまた親ばかぶりを発揮するんだろうな。ママ、芽依姉さま、いいかげんなところで止めておかないと、また私たちみたくわがままな子になっちゃうわよ♪

もっとあるのよ。
ちょっと太っちゃった。	(1998.11.11)
赤ちゃんの頃の私。	(1998.11.30)
クリスマスのお話。	(1998.12.24)
赤ちゃんが生まれたの。	(1999.3.7)
チビタさんのこと。	(1999.8.27)
我が家の大事件。	(2001.1.9)