ぼく潮見福太郎です。今回はぼくからみんなを紹介します。
○ぼくの生い立ち
ぼくが生まれたのは1999年7月8日らしいそうです。ママのお友達のうちのメイちゃん(ビーグル犬♀)が、しとしと雨の夕方に、へその緒がついたままのぼくたち3匹の赤ちゃん猫を見つけたのです。その日に生まれたばかりだろうということから誕生日を決めてもらいました。
赤ちゃんの頃のぼく。
メイちゃんのお家にいた時ぼくはとらちゃんという名前でした。お湯の入ったペットボトルがおかあさんの代わりで兄弟三人でくっついていました。ミルクは哺乳瓶で飲ませてもらいました。
最初のうちは「とらちゃんは育たないんじゃないか」と言われたそうですが、ぼくの代わりに兄弟のきんちゃんが天国に行ってしまいました。
○福太郎になってから
1か月ちょっとして今の家に来てから“福太郎”という名前になりました。ここのお家には犬も猫もいません。「ぼくは大きくなって次は人間になるんだな」と思いました。だから、人間と同じテーブルで食事もするし、夜はベッドで寝るし、トイレも水洗トイレでみんなと同じようにできるように練習しました。言葉もいっぱい覚えました。
○えりのこと
ところがある雪の日に「妹だよ」と小さいノルウェジャンって猫がやってきたのです。最初はなんだかいやな気持ちがしてこっちに来るなと思ったりもしました。ところが、えりは全然気にしていなくて「おにいちゃん、遊ぼうよ!」ってくっついてきます。そんな明るいえりがだんだんかわいく思えてきました。「人間よりおにいちゃんが好き」って言ってくれるし。あっという間にぼくたちは仲良くなっていつも一緒にいるようになりました。
小さかったえりちゃんも、今ではぼくと同じくらいの体重です。それなのに未だにぼくのおっぱい吸おうとするんです。ぼくが舐めてあげてると、ガブガブ噛もうとするのは好きじゃありません。
|
|
「おにいちゃん、おっぱいちょうだい」
「えー、そんなに大きいのに???」
|
「しかないな、舐めてあげるよ」
「わーい!」
|
えりはキャッチボールが好きで、よくパパとキャッチボールをします。ジャンプキャッチが上手なんですよ。
○コナンが来た
この7月にコナン君がやってきました。ぼくは何となくわかってたから平気だったけど、やっぱり最初に仲良くなるまでは緊張しました。だって見た目は家中で一番大きいのですから。それなのにコナンはぼくたちのことが怖かったみたい。コナンが、ここで自己紹介してるから読んでみてね。
今ではすっかりうちに慣れてにぎやかにやっています。追いかけっこも2匹より3匹のほうが楽しいし、ごはんも3匹並んで食べます。
みんなで一緒に食べると、おいしいごはんがもっとおいしいよ。
最近はコナンがえりに「遊ぼう」って誘ったりもしています。コナンはとっても甘えん坊です。良くパパやママに「ごはんを手から食べさせて」ってねだっています。そんな時は、ぼくも一緒に手から食べたりします。えへへ。
最近のぼくら。毎日楽しい!
|