ねこアパート

1401号室

菊池 ケン・メリー・クリス・ファルシオン

July 12th, 2001

[僕がここの家に来ることになったわけ]


僕は菊池家の次男坊となるため2001年5月26日に宮城県仙台市にやってきました。
今日はなぜ僕がここの家にくることになったのかお話ししたいと思います。
でも疲れたので後はにーちゃんにおまかせして僕はおやすみします。お休みなさい。

寝る子は育つのさ!

おやちゅみなちゃい・・・。


皆様初めまして。
クリスが話を放棄してしまったので飼い主である私めが続きを語らせて頂きます。
まったくマイペースな子なんです。クリスは。。。(^_^)

さて今回はクリスが我が家に来ることになった理由をお話ししたいと思います。
はたから見ればしょーもない理由なんですが・・・。
少々長くなりますがよろしければおつきあいくださいませ。

クリスが来ることになったわけ、それはスコティッシュフォールド(長毛タイプ)を飼っている私の会社の後輩が家に猫を連れて遊びに来た事から始まります。
その子はコナン君と言いまして、遊びに来た時まるで自分の家のごとくまったく物怖じせず初対面である私ともすぐにゴロゴロと遊んでくれたのです。(ちょっとトロい子でしたが)そして何よりもそのフワフワの毛がとても心地よく、すっかりそのなつっこい性格とフワフワの毛の心地よさにまいってしまったのでありました。
そして短絡思考な私に長毛種の猫を飼う事を決意させてしまったのでした。。。

ジジくさくなんてないよ!

この子がコナン君です。
ジジくさい顔してますがとっても良い子なんです。


普通であればそのままスコティッシュを飼うのだと思うのですが、身近な人と同種の猫を飼うのが嫌だった私は他の長毛種を探すことにしました。(ひねくれ者ですね・・・)
それから猫のカタログ等で猫種の勉強をし、性格がおおらかであると書かれていた3種類の猫種に限定しブリーダーさんのHPを探しまくったのであります。(その3種とはノルウェージャン、ラグドール、メインクーンでした)

そして4月19日、まおさんのHP(cattery Azure Blue)にたどり着いたのであります。
そこにはとてもかわいらしい猫達がたくさん載っていました。
その頃まおさんの所で生まれていたのはイサベルちゃん、ゆめちゃん、スシーちゃんの子達だったと思うのですが、最初に欲しいな〜と思ったのは実はクリスじゃありませんでした。(笑)
最初に一目で気に入ってしまったのはジュリアちゃん&ドルチェちゃんの三毛三毛シスターズだったのです。
しかし残念ながら写真をよく見るとそこには『Thank you マーク』がすでについてあったのです・・・。(ジュリアちゃんのオーナーさん・さとプーさん、ドルチェちゃんのオーナーさん・もかぷんさんごめんなさい。。。気付かずに危なく譲ってくださいってメールしてしまうところでした。)

ジュリアなの。

* Special Thanks to Satopoo-san & Mokapun-san!

ドルチェよ!

へへ。

左がジュリアちゃんでまん中がドルチェちゃん。で、右端が問題の『Thank you マーク』↑
「この子の新しいオーナーさんは、もう決まりましたよ」のしるしなのです。


僕も可愛いよ〜。

そして、三毛三毛シスターズと同じ日のクリスの写真です。
まだ『Thank you マーク』はついてませんでした。ホッ!


ありゃ〜と思ってまだ決まってない子はいないのかな〜なんて続けて見ていると、当時ブラウン君(?)と命名されていたクリスが決まっていなかったのです。
ほんとはシルバーか三毛の子が欲しかったのですが、顔立ちもかわいいしブラウンでも別にいいか〜ってことで早くしないと決まってしまいますよという後輩のあおりもあり、その場(会社)でまおさんにメールを送ってとんとん拍子に話は進み、5月26日に東京駅に迎えに行くことになったのです。

そして5月26日、朝から浮かれっぱなしのハイテンションな状態(危ない人ともいう)で待ち合わせ場所である東京駅の東海道新幹線の南改札口まで行きました。

そして私がそこで見たものは・・・・・

改札口付近でキャリーバッグを置いて座り込んで猫を眺めている数人の人達でした。
そしてその付近では不思議そうな顔をしてチラチラと見ながら通り過ぎてゆく一般人の方々がいました。
まおさん、すいません。今だから言いますが思いっきりあやしかったです。。。
(おまけに土曜だったので通行人も大勢いましたし・・・)
事前にまおさんにキャーリーバッグ持った人なんてあまりいないからすぐにわかると思いますってメールをもらったのですが・・・確かその通りです、一瞬でわかってしまいました。

でもここままたじろいでいては何もならないと思い、おそるおそるその一団に近づいて行き、まおさんと初対面をはたしたのでありました。
そこにはクリスと兄弟猫である武蔵君もいて、まおさんの説明を聞きながらしばし子猫を見てヘラヘラしていたような気がします。(傍目には私も十分にあやしかったことでありましょう・・・)
初対面であるクリスは抱き上げても泣くでもなくキャリーに入れた後もじっと座り込んだままですごくおとなしい子だな〜という印象を受けました。(後日わかったんですが、この時は猫かぶっていたんですね・・・)

そしてまおさんが帰りの新幹線に乗る時間がきて、一団は解散となり、私はクリスと共に兄猫、姉猫の待つ仙台に帰ることになったのでした。

----- 第1話 完 -----


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