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お姉ちゃんちに来るまでのこと。(3) |
そのゲージの中には3匹の小さな小さなチンチラのこねこ達が入っていました。そのうちの1匹のこねこは少し大きくなっていましたが、他のの2匹のこねこは連れて帰るのが怖いぐらいまだ小さなこねこでした。 お店の人に尋ねてみると、その少し大きくなったこねこが女の子のねこで、他の2匹の小さなこねこは男の子のねこでした。 私は少し大きななったその女の子のこねこと目が合いました(そんな気がした・・・)。そのこねこは目ばかりがすご〜く大きくて、とってもおどおどしてるように見えました。 なんとなくデカちゃめが長毛種だったせいもあって、そのチンチラのこねこ以外に見る気分にはなれずに、私はその3匹だけを見てそのペットショップから帰ってきました。もちろん、その場ですぐに連れて帰りたかったのはやまやまだったのですが、何せ当時学生の身分だった私にはなんともしようがありませんでした。 家に帰ると、母は結構興味津々で「どうだった?」と聞いてきました。私は、小さなチンチラのこねこがいたことを「すご〜くかわいかったよ!!!」と強調して伝えました。そして私は用事があったので、帰ってきたらこねこが家にきていることを、ものすご〜く期待して外出しました。 そして、私が外出から帰ってくると・・・・・ 私「見てきた?」←めちゃくちゃ期待している 母「うん・・・」 私「かわいかったろ???買ってきたと???」 母「ふふん・・・・」 私「え???」 母「碁盤の下みてごらん!」 私←狂喜乱舞 そうして、碁盤の下(今ではけっしてちゃめは入れない場所)を覗いてみると、目がおっきなチビちゃめがそこに隠れていて、私のことを見ていました。まぁその時の嬉しさといったら・・・! |
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結局、後で話を聞くと、私がペットショップにチビちゃめを見に行った後、父と母も見に行って、やはり我慢できずに連れて帰った来たそうです。 父と母もデカちゃめが女の子だったこともあるし、男の子のねこの方は連れて帰るのが怖かったらしく(小さすぎて)、即決して女の子のこねこ=チビちゃめを連れて帰ってきたらしいのです。 そうして、無事(?)チビちゃめは米倉家の次女になったわけです。 連れてきた当時はおどおどしてて、食事はがっつくように食べていたチビちゃめですが、今ではすっかりリラックス、夕食の定番”鳥のささみ”は手ずから食べさせないと召し上がらない、立派なお嬢様ねことなっているのです。 ちゃんちゃん! --------------- 以上でお姉ちゃんのお話は終わり。 全く本当に話が回りくどいんだから! ま、そんなこんなで私は米倉家にお世話になってるわけ。 ねこアパート&米倉家皆さん、これからも末永くよろしくね〜♪ |
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