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あたし・ハミのこと | ||
あたし、野良猫の子供(メス)ですう。 猫好きの人間の車庫で生まれた末っ子よ。 それは96年の春先のこと。 兄弟が何匹かいて、一番小さかったのがこのあたし・・。 だからいつもお腹すいててもう死にそうだった。 どういうわけか、食材配達のおばにゃんの紹介で今のご主人様にもらわれて来たの。 おかげで食べ物たくさんもらえるようににゃった。 でも、ガツガツ食べる癖がぬけず。「ハミハミ」音を立てていたの。 そしたら、ご主人様はあたしの事、「ハミ」って名付けたのよ。(ー"ー) まあ、いいかにゃん! 野良猫が家猫に昇進して、高価な餌食べて・・複雑な心境ですう。 ご主人様は家中あたしが飛び回っても許してくれる。 新品のカ−テン登っても怒らないの・・・。 ううん。今のあたしの願望はお腹いっぱい草を食べること。 ガラス越しに遊びに来る黒やドラとも遊びたい。 でも外の世界は怖いにゃん。 |
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走り回って暑くなると、床やテ−ブルにべたっと平たくなって放熱作業をする。 「テ−ブルの上に乗るな!」(ご主人様) 「大丈夫!気にしてにゃいから!!」 |
もらわれて来て、最初は試練であった。 それは、凶暴な猫たちとの戦いであった? 勇敢にハミは戦った。野良の本能か?? |
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