ねこアパート

202号室

荒井ハミ

September 18th, 1998

あたし・ハミのこと
あたし、野良猫の子供(メス)ですう。
猫好きの人間の車庫で生まれた末っ子よ。

それは96年の春先のこと。
兄弟が何匹かいて、一番小さかったのがこのあたし・・。
だからいつもお腹すいててもう死にそうだった。

どういうわけか、食材配達のおばにゃんの紹介で今のご主人様にもらわれて来たの。
おかげで食べ物たくさんもらえるようににゃった。

でも、ガツガツ食べる癖がぬけず。「ハミハミ」音を立てていたの。
そしたら、ご主人様はあたしの事、「ハミ」って名付けたのよ。(ー"ー)
まあ、いいかにゃん!

野良猫が家猫に昇進して、高価な餌食べて・・複雑な心境ですう。
ご主人様は家中あたしが飛び回っても許してくれる。
新品のカ−テン登っても怒らないの・・・。

ううん。今のあたしの願望はお腹いっぱい草を食べること。
ガラス越しに遊びに来る黒やドラとも遊びたい。
でも外の世界は怖いにゃん。

走り回って暑くなると、床やテ−ブルにべたっと平たくなって放熱作業をする。
「テ−ブルの上に乗るな!」(ご主人様)
「大丈夫!気にしてにゃいから!!」
もらわれて来て、最初は試練であった。
それは、凶暴な猫たちとの戦いであった?
勇敢にハミは戦った。野良の本能か??

 

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