1999年2月に新しい仲間としてX-カラーの女の子がスウェーデンからやってきました。 このX-カラーと呼ばれるシナモン、フォーン、そしてチョコレート(この色はまだ1頭しかいませんが ... )のノルウェージャン・フォレスト・キャットたちをご紹介します。 X-カラーの歴史は1992年2月にうまれた1匹の変わった毛色のねこから始まります。 このねこは S*Wildwood's Imer と名づけられました。 彼はオスであるのにもかかわらず、見た目はブルートービーのように見えたと言います。 トービーは日本語であらわすとむぎわらとか鼈甲といわれる色で、これらの色で最も有名なのは三毛(むぎわら、鼈甲にホワイトがはいったもの)です。 ご存知の方も多いと思いますが、三毛のオスは遺伝的にうまれないことになっています。 珍重されているオスの三毛猫がいるのは、遺伝子異常によってうまれたもので、生殖能力はありません。 ですのでほとんどの三毛、むぎわら、鼈甲のねこは女の子ということになります。 S*Wildwood のブリーダーさんがオスのトービーが産まれたと思っておどろいたのは無理ないですね。 さて、兄弟の中にはもう1匹、Iros というオスがいたのですが、同様に変わった毛色をしていました。 Imer は始めブルータビーとして、Iros はゴールデンタビーとして登録されましたが、1歳を過ぎる頃そのコートの色は変化し、Imer はライラックタビーに(現在はフォーンタビー)、Iros はチョコレートタビー(現在はシナモンタビー)として登録は変更されたのです。 1992年以降、X-カラーの子ねこたちは毎年うまれていて、現在スウェーデンとドイツ、ノルウェーに、合わせて約40頭のX-カラー・ノルウェージャン・フォレスト・キャットが存在しています。 S*Porfygardens Angel(シナモンマッカレルタビー)について。 うちの子になった S*Porfygardens Angel(エンジェル)の父は S*Wildwood's Imer(はじめにうまれたX-カラーのねこ)、フォーンタビーで、とてもフレンドリーなねこで、いきなり訪れた私たちに驚きもせず、写真を撮らせてくれたり、だっこさせてくれました。 母は S*Porfygardens Scarlett Surprise、シナモンシルバートービーの美しい彼女は、湖のそばのお家に住んでいて湖の周りをお散歩していました。 夕闇がせまる湖をバックにたたずむスカーレットの写真は私のお気に入りの1枚になりました。 この2匹は前回スウェーデンを訪れたとき出会っていて、その美しいX-カラーにいたく感動したのでした。 この思い出の2匹の子供を家の子にすることができて本当に嬉しく思っています。 X-カラーのねこたちはそのコートの色が完全になるまでに約1〜1年半ほどかかると言われています。これからはエンジェルのコートカラーの移り変わりを毎月アップしていきたいと思っています。 |
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